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胃がん

胃がんとは

胃痛 日本人は世界的に見ても胃がんの罹患数が多く、年間12万人以上が胃がんと診断されます。胃がんの原因のほとんどがピロリ菌感染です。近年、ピロリ菌の除菌治療を受ける方が増えてきたため、胃がんの罹患数はゆるやかな減少傾向にあります。早期の胃がんでは、ほとんど症状が出ることはなく、定期的な胃カメラ検査で見つかる方がほとんどです。早期胃がんは、負担の少ない内視鏡治療で根治を見込める疾患です。ピロリ菌検査を受けたことのない方、ピロリ菌除菌治療後の方、40歳以上の方には胃がんの早期発見のため、胃カメラ検査をおすすめします。

原因

ピロリ菌主な原因はピロリ菌感染によって起こる慢性的な胃粘膜の炎症、そして喫煙です。ピロリ菌の除菌治療に成功することで胃がん発生のリスクはある程度下げることができますが、感染経験のない方に比べるとリスクが高い状態であり、早期発見のための定期的な胃カメラ検査が必要です。

症状

早期には自覚症状を起こすことがほとんどありません。進行すると胃やみぞおちの違和感や不快感、胃痛、胸焼け、吐き気などの症状を起こします。こうした症状は、逆流性食道炎や胃炎、胃潰瘍などでも生じ、市販薬でも一時的に症状を解消できますので発見が遅れる場合があります。また、進行しても強い症状を起こさない方もいらっしゃいます。
軽度でも気になるおなかの症状がある場合には早めに当院までご相談下さい。

検査

胃カメラ胃がんの発見には、胃カメラ検査が必須です。当院では、FUJIFILM社製の最新式内視鏡システム「ELUXEO8000」を文京区内最速で導入しました。これにより、従来よりも精度の高い検査が可能です。疑わしい病変は、検査中にその場で組織を採取し、病理検査を行うことで確定診断を行います。当院では、内視鏡専門医の女性院長が丁寧な検査を行っています。内視鏡挿入時の不快感を大幅に抑えられる経鼻胃カメラ検査や、鎮静剤を使用して眠ったような状態で検査を受けることも可能で、患者様の心身への負担を最小限に抑える工夫をしております。胃カメラ検査でつらいご経験をされたことがある方、ご不安のある方も、どうぞ当院でご相談下さい。

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治療

早期胃がんの場合には、心身への負担が少なく、回復も早い内視鏡治療が可能です。進行している場合には、状態に応じて手術や化学療法を組み合わせた治療を行います。
胃カメラ検査で胃がんが発見された場合、当院では連携している高度医療機関をご紹介して患者様が速やかに適切な治療を受けられるようにしています。必要な検査や治療などについても詳しくご説明していますので、どんなことでもお気軽にご質問下さい。

早期発見のために

進行した状態で発見された胃がんは、外科手術が必要になることが多く、お腹を切って手術を受けることは、患者様にとって大きな負担となります。しかし、胃がんでも早期に発見できれば、内視鏡による負担の少ない治療で完治できる可能性が高くなります。自覚症状がない段階で定期的に胃カメラ検査を受けることが早期発見には大きく役立ちます。胃カメラ検査をご希望の方は、当院でご相談ください。